2025年6月から新しい避妊ピル「スリンダ錠」が処方可能となりました。この薬剤は日本で初めて承認されたエストロゲンを含まない避妊ピル(ミニピル)です。従来の低用量ピルとは異なり、黄体ホルモン単剤(ドロスピレノン)であるため、特定の副作用リスクが低減されています。月経初日から1日1錠、28日間連続服用(24錠が実薬、4錠が偽薬)し避妊効果は約99.6%です。自由診療で1シート税込み3,300円です。
以下に特徴をまとめます。
■メリット
•血栓症リスクが低い(エストロゲンが含まれていないため)
•喫煙者や40歳以上でも使用可能
•副作用が比較的少ない(吐き気・頭痛など)
■注意点・副作用
•不正出血(服用初期に多く見られる)
•服用時間がずれると避妊効果が低下
•服用できない人:乳がん・重度の肝障害・妊娠中など
■こんな人におすすめ
•低用量ピルが使えなかった方(血栓症リスクがある方など)
•月経痛やPMSに悩んでいるが、年齢や体質でピルを避けていた方